新しい住環境を手に入れようと考えるそのとき。
「土地を購入して新築にするか、建売住宅にするか、中古住宅にするか」
マイホームを考えるとき、誰もが一度はぶつかる大きな壁ですよね。
特に最近は、電気代の高騰や、いつ起こるかわからない地震への不安から、「古い家を直して住み続けるのは、性能的に限界があるのでは?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな不安を解消するプロジェクトが現在見附市内で進行中です。
今回は、私たちDaishoと、元請施工会社である株式会社笹原建設さんがタッグを組んで取り組んでいる、**「新築を超える性能を目指した買取再販フルリノベーション」**の現場をご紹介します!
1. 「ただのリフォーム」ではない。骨組みから生まれ変わるスケルトンリノベーション
今回のプロジェクトは、建物の構造体を一度むき出しにする「スケルトンリノベーション」です。確認申請上の種別は**「大規模の模様替え」**。 一見、難しい言葉に聞こえますが、要するに「お家の見た目だけでなく、中身(構造や性能)を根底からキチンと作り直す」という大きな工事です。
Daishoは、このプロジェクトにおいて以下の役割を担っています。
- 基本プラン設計:暮らしやすさを追求した間取りの提案。今回は街中での居住性を最大化するため「2階リビングプラン」としています。
- 耐震補強設計:地震に負けない家にするための緻密な計算
- 確認申請:法的な手続きと適合性の担保
「古い家だから、冬は寒くても、地震が来たら怖くても仕方ない」……そんな諦めを、設計と施工のプロの知恵で覆していく。それが今回のミッションです。

施工前の建物外観

施工前の建物内部。内部状況を一緒に確認してくれたのは、笹原建設プロジェクト責任者の宮島さん。中古住宅流通に造詣が深く、子育て世帯の住環境向上に熱意のあるプロジェクトのキーパーソンです。

施工途中の内部状況。蟻害があった構造材はきちんと交換。基礎上端から1.0mの範囲には認定防蟻防腐剤を施しているためオレンジ色になっています。

大規模の模様替え として取得した確認済み証。申請した内容に基づいて施工は進みます。
2. 「耐震等級3相当」——地震への安心感こそが最大の贅沢
日本で暮らす以上、避けて通れないのが地震への備えです。 特にリフォームの場合、「壁を綺麗にするだけでは、大きな地震が来たときに崩れてしまうのでは?」という不安が残ります。
そこで大庄がこだわったのが、「上部構造評点 1.51」という数値です。 これは、建築基準法で定められた「震度6強から7の地震でも倒壊しない」とされる基準(評点1.0)の、さらに1.5倍以上の強さを持っていることを示します。
いわゆる**「耐震等級3相当」**。これは、消防署や警察署など、災害時の拠点となる建物と同じレベルの強さです。なぜここまで補強するのか? 「避難所へ行く」のではなく、「家が一番の避難所になる」ようにするためです。大切な家族の命はもちろん、地震の後もその家で暮らし続けられること。リノベーションにおいて、これ以上の安心はありません。

主たる耐力壁仕様は、笹原建設さんの標準仕様のダイライト。

内部の別箇所。耐震補強計算に基づき筋交い(すじかい)も併用。現行基準の金物で固定します。
3. 2030年の基準を先取り!「断熱等級5」の暖かさとは?
皆さんは**「断熱等級」**という言葉を聞いたことがありますか? 実は日本の住宅基準が大きく変わり、2025年からは「断熱等級4」を満たさない家は建てられなくなります。
今回のリノベーション住宅の数値は、それをさらに上回る**「断熱等級5(Ua値0.49)」**をマークしています。
「Ua値0.49と言われてもピンとこない……」という方へ。例えば、こんな生活をイメージしてみてください。
- 冬の朝、布団から出るのが辛くない これまでの古いお家では、夜中に暖房を切ると朝には室温が10℃以下……なんてこともザラでした。断熱等級5なら、前日の暖かさが逃げにくいため、朝の「ヒヤッ」とした空気が和らぎます。
- 家中どこにいても温度が一定 「リビングは暖かいけど、廊下やトイレが凍えるように寒い」という極端な室温差(ヒートショックの原因)が少なくなります。
- 光熱費の「お財布への優しさ」 魔法瓶のような家になるので、エアコンの効きが劇的に良くなります。少ないエネルギーで快適な温度を保てるため、家計に直結するメリットがあります。
子育て世代には「お子さまの健康」のために。50〜60代の方には「これからの健康維持」のために。断熱は、家への最高の投資なんです。
4. 子育て世代からリタイア世代まで、選ばれる理由
今回のリノベーションは、幅広い世代の方に「これからの住まいの正解」を感じていただける内容になっています。
【30〜40代の子育て世代へ】
お子さまが元気に走り回る家は、何より安全で健康的でなければなりません。光熱費を抑えられた分を、教育資金や家族旅行に回せる……そんな賢い選択肢が、この高性能リノベ再販です。新築を建てるよりもコストを抑えつつ、新築以上の性能を手に入れることができます。
【50〜60代の終の棲家を考える世代へ】 これからの人生を謳歌するために必要なのは、メンテナンスに追われない安心感と、身体に負担をかけない住環境です。段差をなくすバリアフリーはもちろん、温度のバリアフリー(断熱)も重要。今回のようなスケルトンリノベなら、お子さまが独立した後のライフスタイルに合わせて、間取りもガラリと使いやすく変えられます。

工事途中の外観。立地は見附市の中心市街地で、買い物・通学・通勤と利便性抜群。

東面(道路側)は「家らしい」シルエットの切り妻屋根の妻方向。2階LDKには大きなスクエア窓を配置して、建物の顔つきを整えています。
5. 餅は餅屋。笹原建設×Daishoの協業だからできること
家づくりは、設計図だけでも、施工技術だけでも完成しません。 現場を熟知し、確かな技術で形にする株式会社笹原建設さん。 そして、高度な計算に基づいた設計で性能を裏付ける株式会社大庄。 この二社ががっちりと手を組むことで、「古い家だからここまでしかできない」という限界を突破し、**「古い家だからこそ、ここまで価値を高められる」**という新しいスタンダードを作っています。

工事途中現在の2階LDK。元々の小屋組トラス構造を活かした、開放的なメイン空間となります。
おわりに
「今の家を壊して建て替えるのはもったいない、でも今のまま住むのは不安……」 そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、私たちの手がける「高性能リノベーション」の考え方に触れてみてください。
数値に裏付けられた安心と、実際に肌で感じる心地よさ。 その両方を兼ね備えた住まいは、あなたの人生の質をきっと高めてくれるはずです。
現場の進捗や、具体的な工夫については、また次回のブログで詳しくお伝えしますね! 気になることがあれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。