リフォーム後に100年住み続けられる家を目指して
―新潟で性能向上リノベーションを普及させる!
性能向上リノベーションとは
リフォームの際に住宅の躯体性能(耐震性能、断熱性能)を抜本的に改善する工事を性能向上リノベーションと言います。
リフォームによって壁紙や外壁、水まわりなど、見た目だけを綺麗にするリフォームとは異なり、壁の中の断熱材や気密工事を施工し直し、必要に応じて柱や梁を追加したり、金物で止めたりして、耐震性能をアップさせる工事です。
家のシェルター機能を高め、災害や気候(暑さ、寒さ、日射など)から家の中を守り、更に家自体を長持ちさせます。
工法としてはスケルトンリノベ(家を基礎、柱、梁などの構造部材だけを残してそれ以外を全て入れ替えてしまう方法)が一般的ですが、予算等に応じて部分的な工事(例えば1階だけを断熱するゾーン断熱など)も対応可能です。

性能向上リノベのメリット・デメリット
性能向上リノベは家の躯体性能を飛躍的に向上させるため、スケルトンリノベを行えば、新築住宅と同様に断熱性能、耐震性能を高いレベルで実現できます。
また、間取りに関してもある程度自由に設計でき、いくつかの部屋をつなげて開放的なリビングを作ったり、吹き抜けを作ったり、玄関や窓の位置を変えることも可能です。
家の耐久性も飛躍的に向上できます。まずはきちんと構造計算(地震への耐力を評点によって表す計算)を行い、必要な耐震補強を行うことができます。また、家の寿命は木材の劣化によって決まりますが、木材の劣化の原因はほとんどシロアリ被害と湿気による腐食です。リフォーム時点でシロアリによって被害のあった柱などは交換することが可能ですし、その後のシロアリ対策(ホウ酸の塗布など)もできます。また気密と壁内結露対策を行うことで、壁の中への湿気の侵入を防ぎ、工事後の壁内結露、それによる木材の腐食を防ぐことができます。これらによって家の寿命は飛躍的に伸び、リフォーム後に100年暮らせる家を作ることも可能です。 デメリットの一番はやはり費用です。スケルトンリノベまで行うと通常のリフォームに比べて大きく費用がかかります。リフォームというよりは新築に近い費用が掛かると想定しておいた方が良いかも知れません。ただし、性能向上リノベーションは大きな補助金が使えるという利点があります。また、省エネ性能を大きく上げることで住み始めてからのランニングコストを抑えたり、新築に比べ固定資産税が安いなどの経済的なメリットもあるので、住んでから30年など大きな視点で見れば、実は非常にコストバランスに優れた工法であるとも考えられます。
性能向上リノベーションと他の工法との比較
| 新築 | 性能向上リノベーション(スケルトン) | 見た目をきれいにするだけのリフォーム | |
|---|---|---|---|
| 工事費用 | 高い | 新築に比べ少し安い | 安い |
| 補助金 | 条件次第で利用できる | 大きな補助金が使える場合が多い | 使える補助金は少ない |
| 性能 | 自由に設計できる | 自由に設計できる(気密性能のみ既存住宅の状況による) | 基本的に以前の住宅のまま |
| デザイン・間取り | 自由に設計できる | 家の形や向きの制約はあるが、自由に設計できる | 間取りは以前の住宅のまま、壁紙などは自由に選べる |
| 固定資産税 | 高い | 安い | 安い |
※同じ大きさの住宅1棟分として比較
※新築と性能向上リノベーションは断熱性能・耐震性能等は同程度として比較
リノベーション時標準仕様
大庄の性能向上リノベーションはスケルトンリノベーションの場合、以下の仕様を標準としています。
| 断熱性能 | Ua値0.34以下(HEAT20 5地域におけるG2グレード以上) |
| 耐震性能 | C値1.0以下(フルリノベーション時)※1 |
| 気密性能 | 上部構造評点Iw値1.5以上(新築基準で耐震等級3相当) |
| 省エネ性能 | BEI値=0.7以下 |
※1.気密性能は既存住宅の状態に大きく左右されるため、標準的には1.0以下としていますが、1.0以下を保証するものではありません。
リノベーションでHEAT20 G2レベルを
達成するための断熱の例

また、住宅に関する基本的な考え方として、ドイツの世界最高峰の省エネ住宅基準であるパッシブハウスの考え方を取り入れています。冬場には太陽光による自然のエネルギーを取り入れ、夏場は逆に日射をカットすることで冷暖房に使うエネルギーを最小限に抑える設計です。